小臘(しょうろう)の過ごし方

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小臘の意義――過去を振り返り、未来を思う時

皆様、1月22日は旧暦で12月1日、「小臘(しょうろう)」の日にあたります。この日は、旧暦の12月――「臘月(ろうげつ)」の始まりを告げる節目として、古くから大切にされてきました。「臘」という言葉には、集める、供養するという意味があり、古代中国では、年末に向けて神々や祖先に感謝を捧げる祭礼が行われたとされています。現代の私たちにとって、小臘は単なる暦の一日ではありません。一年を改めて振り返り、これからの一年をどのように歩むべきか考える機会です。

小臘の過ごし方――のんびりとした計画を

小臘の日には、焦らず、のんびりと一年の計画を考える時間を作りましょう。以下に、いくつかの具体的な過ごし方をご提案します。

  1. 手帳やメモ帳に思いを書き出す
    お気に入りのお茶を飲みながら、静かな場所で一年の目標や計画を思いつくまま書き出してみてください。「どんなことをしたいのか」「どんな一年にしたいのか」を自由に描くことで、自分の心の声に気づくことができます。
  2. お念仏の時間を大切にする
    日常生活の中で、ふと立ち止まり「南無阿弥陀仏」とお念仏を唱える時間を持ちましょう。声に出してお念仏を唱えることは、自分の心を整え、阿弥陀如来の慈悲を感じるひとときになります。
  3. 家の掃除や片付けを少しだけ進める
    気になる箇所を少し片付けるだけで、心も整理されます。特にお仏壇の掃除を行い、供花を新しくしたり、お供え物を整えたりすることで、清らかな環境を作ることができます。
  4. 余裕のある計画を立てる
    「月に一度、自分だけのリラックスする時間をつくる」「週に一度、家族とゆっくり食事をする」など、生活に余白を持たせる計画を考えましょう。余裕を持つことで、日々の忙しさに追われることなく、穏やかな心で過ごせます。

まとめ――のんびりと一年を歩むために

小臘は、焦らずのんびりと計画を考えるための節目の日です。「こうでなければならない」という考えを手放し、無理なく自分らしい一年を描いてみてください。私は減量計画をたてました。脂っこいものを避け、お米中心の生活に。一年で約10kg。さてさてつづくかな・・。


南無阿弥陀仏

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愛知県知多郡東浦町にある「浄土宗 乗林院。「心の拠り所」として多くの方に親しんでいただけるお寺にしたいと考えています。

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