お経– category –
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四月 卯月(うづき)表白
願わくは先祖代々の御霊、並びに先亡諸々霊等、阿弥陀如来の光明に照らされて安らかに在(ま)し給わんことを、謹みて願い奉る。 この世は無常の世界にして、一切の有為の法は過ぎ去るがごとし。されど極楽浄土は常住不変なれば、この世を去りし後には、か... -
御忌彼岸会表白
凍れる冬の厳しさもやや緩み、陽光は大地を潤し、万象ことごとく甦りぬる春の気配、枝々には新たな芽吹きの兆しあり。宗祖法然上人の御忌を仰ぎ奉るとともに、御忌彼岸の法縁を謝し、仏祖の大慈悲に報い奉ることの幸いを、深く感ずるものなり。顧みれば、... -
弥生(3月)表白
令和七年三月弥生表白 仏説無量寿経の深義を仰ぎ奉り、無辺なる阿弥陀如来の大悲に帰命し奉る。春分の候(こう)を迎え、天地和(やわ)らぎ、風温(あたた)かに、草木(そうもく)芽吹くこの佳(よ)き日に、仏壇を御前に当家の法要を修し、み仏(ほと... -
2月(如月)表白文
釈迦の入滅を偲び奉る涅槃会にもあたる二月といふ、寒き折にも春のきざしを覚ゆるこの佳き日に、仏壇の御前に、先祖代々、また先亡の追善法要を営まんとす。そもそも「涅槃(ねはん)」とは、煩悩の炎をことごとく滅し尽くし、もはや生死の輪廻に囚はるる... -
祝聖文 表白(おまいりの宣誓)
正月表白文 謹みて新年の慶びを申し奉る。 過ぎし一年、阿弥陀如来の無量の光明に照らされ、当家ともども念仏の日々を歩みしこと、誠に有り難きことと存ずるなり。思ふに、世は無常にして、我が命もまた風前の灯火のごとく儚きものなれど、かかる尊きご縁...
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